スイングトレードのポジションの持ち方にはセトリーはあります。当然のことですが、もうかる可能性のあるポジションを持ちましょう。レートの変動だけでなく、通貨ペアの金利差にも注意しなければなりません。スワップがマイナスとなるものはできる限り避けるべきです。レート変動が激しい時期の取引は避けましょう。
1)上がるものを買う
初心者の場合、「手当たり次第に」ということがあります。運に任せてとりあえず、というような心構えは危険です。闇雲に投資をしてももうかるはずがありません。値が上昇トレンドにあることを確認してからポジションを持ちましょう。
値動きのトレンドが読みやすい通貨もあります。一週間程度の期間でのレート変動の波が予測しやすいものを選べば安全に堅実に運用できます。値動きの底と思われるところで買っておけば、一定の利益を得られる可能性が高まります。
2)利幅が取れるものを選ぶ
数日から数週間ポジションを保持すると、スワップポイントも無視できません。受け取りの場合は大きくても小さくても構いませんが、支払いの場合は小さいものを選ばなければなりません。値動きの利幅とスワップとが相殺されて利益がなくなるということもありえます。スワップのマイナスが大きいものは、スイングトレードには不向きです。
3)嵐の前はじっとしていること
重要指標の発表前後や政変が予想される時期には、レートが急変することがあります。思わぬ損失を出してしまうこともありますので、初心者は取引を控えるのが無難です。
トレンドをつかみやすい通貨を選んで底値で買う、スワップがプラスになるものを選ぶ、レートに大きな影響を与える指標発表の前後には取引を控える、などが基本的なセオリーです。