株取引の経験者がFXを始めると、驚くことが何点かあります。すべてがメリットというわけではありませんが、いくつものメリットがあります。株経験者はスムーズにFXを始めることができます。
1)株とFXの違い
(1)取引時間帯:株は証券取引所のあいている時間にしか実質的な取引はできません。9時から15時の間だけです。日中忙しく働いている人にとっては、売買の時間をつくることはなかなか難しいものです。FXは24時間取引ですから、仕事を終えた帰宅後でもできます。
(2)売買対象数:株は全部で3000銘柄ほどあります。その中から購入するものを選ぶのはよほどの知識がなければできません。FXは取扱い通貨ペアの多い業者でも50種類程度です。対象が少ない分、研究が容易です。
(3)投資額:株は100万円のものを買うためには100万円必要です。FXにはレバレッジという仕組みがありますので、5万円で100万円分の外貨を購入することもできます。小さな投資で大きな取引ができるというメリットがあります。
(4)値上がり:株は買ったものが値上がりしない限りもうけはありません。FXは売り買いを逆にすることで、値下がりするものを買って利益をあげることもできます。
(5)スワップ:株は値が同じならもうけはありません。FXはスワップがあるため、レートの上下に関係なく利益を得る手法もあります。
2)FXは自由度が高いので株よりも入りやすい
24時間いつでもどこでも取引ができ、購入対象は少ないのに取引手法にバラエティが豊富なので、株に比べると楽しみながらできるメリットがあります。
FXは株取引に比べて自由度が高く面白みがあります。忙しい人や、ちょっとしたこづかいを稼ぎたい人でも容易に始めることができます。株取引の経験者であれば、ストレスなく参加できるでしょう。