スイングトレード向きの通貨の条件はあります。一つはトレンドが長く続くことです。二つ目は値動きの幅が比較的小さいこと。三つ目はスワップです。
1)トレンド読みやすい通貨ペア
チャートの動きが読みやすく、一定の流れができている通貨です。数日間に激しく値動きする傾向があるものや、トレンドが読みにくいものは避けるべきです。ひとつのトレンドが長く続く傾向にある通貨は、リスクが小さく適しています。マイナーな通貨は値動きが不安定ですので避けたほうが良いでしょう。メジャーな通貨を選ぶべきです。米ドル/円、豪ドル/円などが読みやすいです。
2)値動きの幅が大きくないもの
値幅が大きいほうが利益出ますが損も大きくなるリスクがあります。一定期間ポジションを保持するスイングトレードにおいては、大損する可能性のある通貨は避けるのが賢明です。チャートを比較すれば、どの通貨ペアの値動きが激しいのか見ることができます。
3)スワップを気にする
1週間前後ポジションを保持しますので、スワップの影響を無視できません。通貨ペアによっては金利を支払う場合がありますが、スワップが大きいものは避けるべきです。逆に受けとるポジションの場合には、大きいものを選ぶべきです。
4)重要指標発表時の購入は避ける
重要指標の発表前後にはレートが読みづらくなりますので、注意が必要です。初心者は購入を控えるべきでしょう。
スイングトレード向きの通貨の条件は、値動きトレンドの読みやすいもの、値動きが激しくないもの、スワップがプラスか、マイナスの場合でも小さいもの、です。現在人気のある通過は、米ドル/円、豪ドル/円などです。初心者は重要指標発表前後の購入は避けましょう。