スイングトレードは釣りに似ています。餌や針を工夫し糸をたらす場所を決めたら、あとは釣れるまでじっと待ち、小細工はしない。釣れそうにないからと、簡単に場所を変えたり餌を変えたりしていると、なかなかうまくいくません。スイングトレードも、最初に戦略をたてて始めたら、日々の値動きに惑わされず静かに結果を待つ心構えが必要です。釣り好きの人には向いているのかもしれません。
1)レートは日々変動するもの
スイングトレードは数日から数週間のタームで売買をするものです。最初に相場をよく見て通貨を選び、購入のタイミングを決めていつ売るのかも決めます。その戦略通りにレートが動けば必ずもうかります。常に当たるとは限りません。外れることもあるでしょう。外れると損をしますが、損をした場合についてもあらかじめ戦略を作ります。いくらになったら損切りをする、と決めておきます。
レートは毎日動きます。細かい動きに注目すると、当初の予想と異なる動きをすることがあります。値動きは常に同じではないので、ほとんどの場合どこかが異なるものです。それを気にしていては惑わされるだけです。大きなトレンドが予想通りか否かだけに注目してください。
2)当たるも外れるも予想通り
予想が外れた場合についてもどうするかをあらかじめ決めておくのですから、外れるのも想定内です。決めた手順にしたがいましょう。いくらで値切りする、と決めたらそれより上でも下でも動いてはいけません。泰然自若として待つべきです。損をしそうな時に予定と異なる取引行動をしてしまうと、別の取引においてもせっかちに動いてしまうことになりかねません。
スイングトレードは、想定した通りに動くことが大切です。細かな値動きに心を乱されない人が向いています。