FXとは「外国為替証拠金取引」のことです。
外国為替の英語表現「Foreign Exchange」の略称「FX」から付けられた名前で、
通貨で他の通貨を売り買いする取引です。安く買って高く売ればもうけが出て、その逆の場合には損をします。
例えば、アメリカドルを1ドル100円で買い110円で売れば10円の利益が出ます。個人の売買はFX取引業者を通じて行われますので、取引を始めたい場合にはまずFX業者に口座を開かなければなりません。
1)外国為替とは
外国の商品を買うためにはその国の通貨が必要です。
アメリカのものを買うためには「円」を「ドル」に交換しなければなりません。通貨を交換するときの比率のことを「外国為替」といいます。ドルを円に交換するのにいくら必要なのか、が為替レートです。
かつては、固定で「1ドル=360円」と決まっていました。通貨の価値は需要に応じて変化するため現在では変動制となり、レートは日々、秒単位で変化します。アメリカの商品に人気が集まればドルは高くなり、日本の商品が人気なら円が高くなります。
為替は、国際情勢や経済の見通し、戦争や災害などさまざまな要因で動きます。世界中で取引されているためマーケットは24時間開いています。
2)1ドル=100円なのに、10ドルを100円で買える方法があります
FXには「レバレッジ」という独特の仕組みがあります。実際の投資額の何倍かの通貨を購入できるものです。10倍、25倍というような倍率を決めて購入します。小さい投資で大きな金額を動かせるため利益を大きくすることができます。
逆に、損も大きくなるというリスクもあります。株取引に比べて取引が容易で、慎重に行えばリスクも小さいため、サラリーマンや主婦層にも人気があります。
FXは通貨を売買する取引で、FX業者に口座を開くことで誰でも簡単にはじめることができます。