スイングトレードでやってはいけないことは、一つは思いつきで買うこと。二つ目は、損切り判断に迷い決断できないこと、三つ目は荒れることが予想される時期に買うことです。
1)思いつきの取引
投資は運だけでは成功しません。初心者の場合には、「まずは始めてみよう」という意気込みだけで、よく考えずに買ってしまうことがあります。選択した通貨ペアは悪くはないがタイミングが悪い、順張りで買うべきところを逆張りにしてしまう、などのミスをしがちです。勘だけでうまくいくほど、投資はあまくはありません。トレンドをよく調べて安定した値動きの通貨ペアを選び、底値に近いところで買うようにしましょう。スワップポイントにも気をつけなければなりません。
2)損切りに迷う
レートが予想と反対に動いた時に、再上昇するのを待つのか損切りするかは迷うところです。誰でも「損を確定する」のは嫌なもの。しばらく待てば持ち直す、決済した後に反発したらもったいない、などとと期待してしまいがちです。もちろんそうなることもありますが、そうはならない可能性の方が高いです。大損する人の特徴は、負けを認められないことです。ポジションを持つ前に、損切りの基準をきめておかなければなりません。その水準までレートが下落してしまったら考えることなく機械的に決済を決断しましょう。
3)相場の荒れるときに買う
レート変動が激しくなる時期というものがあります。重要指標などが発表される前後の時期や年末年始などです。こういう時期はおおもうけのチャンスもありますが、大損のリスクもあります。初心者が手を出してはいけないタイミングです。
直感だのみの売買、損を決済できずポジションを保持し続けること、悪いタイミングに手を出すこと。これらがスイングトレードでやってはいけないことです。